特別決議 東京高裁の公正判決を力に、
1週間総行動で1日でも早く
朝日闘争の全面解決をめざす決議

9月30日、東京高等裁判所は、朝日火災経営の不当労働行為に対する判決を下します。これまで、最高裁判所判決も含めて9度も断罪されたことからも、経営の姿勢が厳しくただされる結果となることは明白です。経営は、一昨年東京地裁から出された緊急命令についても不履行を続けており、東京地方裁判所は、会社に罰金を課すことを決定しました。 保険会社が、罰金を課されることは、あってはならない前代未聞の事態であり、業界全体の信用失墜にもつながりかねない問題です。朝日火災・野村証券に、解決の先送りはもはや許されません。
 この秋、朝目闘争は全面解決に向けた正念場を迎えます。このたたかいは、経営による労働組合への支配介入を絶対に許さないたたかいであり、その勝利は、産業の全面的「合理化」のもとにおかれる損保に働くものすべてに、今日的に大きな意義を有します。25年もの長きにわたりたたかい続けた仲間を、これ以上、理不尽な差別と権利侵害のもとにおかせるわけにはいきません。私たちは、本日、決定された方針に基づき、この秋のたたかいで、朝日闘争の一刻も早い全面解決に向け、
○集められた団体署名を力に東京高裁の公正判決をかちとるとりくみ、
○東京高裁の判決日から「判決を守らせる一週間総行動」、
○東京都労働委員会への手続き再開の要請、
○野村証券賃金昇格差別事件、仲立証券解雇撤回闘争との三位一体でのとりくみ、全証労協、全労連全国一般、野村証券労組との共同行動の発展に全損保あげて奮闘することを、ここに決議します。

2003年9月22日
全損保第60回定期全国大会





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